『転職の個別サポート塾』の継続7回コースをご利用中の30歳目前男性のお客様から、最終面接の対策を終えた後に「最終面接で質問すべきことは何ですか?」というご質問がメールで届き、回答したので、共有したいと思います。

こんにちは。
短期離職などネガティブキャリアの転職サポートの専門家・西澤です。
『転職の個別サポート塾』の継続7回コースをご利用中の30歳目前男性のお客様から、最終面接の対策セッションを終えた後に「最終面接で質問すべきことは何ですか?」というご質問がメールで届き、回答しましたので、共有したいと思います。
このお客様は、1社目で人事総務として良い経験を積み、人事としてキャリアアップを図るために、1社目よりも大きな企業へ転職されました。
しかし、入社してみると、最終面接と内定面談で確認していた職務ではなく、人手の不足している仕事をやって欲しいと勝手に変更されていたそうです。
それが分かって、お客様が「マジか。そんなのアリ?」って思うのも無理ありません。
すごく多い訳ではありませんが、会社の内情・都合で発生する「このパターン」で短期離職される方、少なくないと思います。
私の運営する『転職の個別サポート塾』でも、転職失敗⇒短期離職のお客様の内の2割くらいは、このパターンですから。
このお客様の場合は、半年で退職して、まったく違う公務員へ転向されたそうです。
ですが、働き始めてみると民間企業で働いていた時ほどの刺激が無く、「やっぱり民間企業で人事として働きたい」との思いが強くなり、『転職の個別サポート塾』の継続サポートをご利用になられた訳です。
そのサポートで、公務員からの短期離職でも、応募企業から興味を持ってもらえる「ユニークな自己PR」と「職務経歴書」を一緒に作り上げ、面接の台本まで準備して応募を始め、面接に呼ばれた企業向けの対策も行ないました。
『転職の個別サポート塾』の継続サポートを受ける前には、100社応募して面接に呼ばれたのは2社だけだったそうですが、サポート後は10数社から面接に呼ばれ、慎重にですが順調に転職活動を進められていました。
そして、ついに志望度の高い良い企業から最終面接に呼ばれたので、先日その準備を行いました。
基本的には、最終面接での共通する”すべき”は無い
その「志望度の高い企業の最終面接の対策セッション」を行った翌日に、お客様から下記のご連絡をもらいました。
///////////////////////////
昨日はセッションありがとうございました。
確認し忘れたことがあり、連絡しました。
最終面接の際の逆質問で、必ず聞くべきことや聞けば良いことがあるか、確認し忘れていました。
特別、何か最終面接ならではの質問があれば、教えてください。
///////////////////////////
その質問への私の回答は下記の通りです。
~~~~~~~~~~~~~~~
1)誰にでも共通する「必ず聞くべきこと」は存在しません。
2)もし、●●さんが素直に疑問に持っていて、ぜひ訊きたいことがあるなら、それを質問するべきです。
3)最終面接で役員に対しての質問で絶対避けなければいけないのが、「よく思われたくて、格好いい質問をする」です。
4)なので、昨日のセッションの内容に沿って今行っている「企業の調べ」で出てきた「ぜひ訊いてみたいこと」があるなら、それを素直に質問してみるのはアリです。
5)とにかく、質問しなくてはいけないという義務感から、格好いい感じのする質問は、逆効果になりますので、ご注意ください。
【追記】今、私の頭の中に浮かんだのは、役員に対して「今回採用する人に対して、○○さんが、一番求めていることは何ですか?」という質問です。ピンと来たなら、使ってみてください
~~~~~~~~~~~~~~~
既に一次面接では、私と準備した「逆質問」をしっかり聞いてあったので、上記の通り、お客様自身が「ぜひ訊きたい」という事項が無ければ、無理に質問する必要はない訳です。
上にもある通り、あえて質問することで印象が悪くなる危険性があるので、「義務感で質問すること」は避けた方がいいでしょう。
このお客様は、上記の内容を理解されて最終面接に臨まれるようですから、良い結果につながって欲しいと思います。
もし、あなたも転職活動を伴走しながらのサポートが欲しいなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。きっと、あなたも「もっと早く利用すれば良かった」と思いますよ。




